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  今回どのようにしてUAさんの八ヶ岳でのライブが実現するのか、どのようなライブにしたいのかを、企画している立場からお話します。


個人的なつながりからはじまった

このライブは、商業的なものではありません。このライブを企画している一人のスタッフとUAさんとの個人的な縁から「この八ヶ岳でライブができたら・・」という思いが生まれ、身近な友人たちの間でその思いを共有していくうちに「いいね!できること、するよ」という人が自然と集まりましたた。それが「八ヶ岳音楽倶楽部 UAライブ in 八ヶ岳『白いうた』を実現させる会」です。農業、酒屋さん、家づくり、自然食品店、治療師、作家、デザイナー、陶芸家・・いろいろな人がいます。それぞれが、ひとりひとりの生活の中でできること、得意なことを受け持つことで、なるべくお金を介在させず、知恵とネットワークとをはたらかせて、手づくり・手弁当での準備を進めています。


地域に支えられて実現するライブ

自分たちの力だけでは実現できない・・だったら、地域のみなさんに応援をお願いしてみよう。企画の初期段階で、そう考えました。まず、400人台というUAさんにしては小規模なホールで普段と同じ音楽的なクオリティーを保ちつつ、かつ近くのみなさんに来ていただきやすい入場料金にすることが難しかったので、地元の商店や企業に協賛のお願いにまわりました。顔の見える関係の中で、こころよくご協力くださった皆様には心より御礼申し上げます。

チケット販売も、地元の飲食店、食品店、美容院、施設など、30カ所以上にご協力をいただいています。北杜市、北杜市教育委員会の後援も得て、北杜市各所の温泉施設や図書館といった公共施設でライブを告知できる機会が広がりました。いろいろな方に応援していただきながら、地域全体にUAさんのライブへの期待感が高まって来るのを感じ、うれしく思っています。
 

より自然な暮らしや生き方の提案

手作りの準備体制が動き始め、地域的な広がりが見えて来る中で、ライブを「UAさんの歌を聴く」だけでなく、「八ヶ岳からの発信の場」にもしたい!という気持ちが生まれてきました。そこで、ライブにいらっしゃる方たちとの交流を願って、開演前の時間に、「収穫感謝祭」を開くことにしました。感謝祭のテーマは、この八ヶ岳から「より自然な暮らしの提案」。地元の農産物や加工品、地酒、クラフト品などの販売をはじめ、近くの山の木を使った家づくり、天ぷらの廃油を車の燃料として使う試み、いのちの循環の中で作物が育つ自然農、自宅の庭でできるビオトープづくりなど、暮らしの中で実践できるアイデアのパネル展示なども行う予定です。「自然な暮らしって楽しそう!」と感じてもらえるような場がつくれるといいな、と願っています。


物語の新しい続き

今回のライブの芯ともなる「踊る鳥と金色の雨」というUAさんの曲があります。前半では「今私がいるところは、物語の終わる少し前」と歌われます。人間が生きて行くことで地球の環境がけがされいくという矛盾、世界各地での終わらない戦争、子どもたちをめぐる理不尽な事件など、「世の中はこれからどうなっていくの?」という閉塞感、「このままじゃまずいのはなんとなく分かる。けど、どうしたらいいんだろう?」という危機感を、誰しも少しずつ感じているのではないでしょうか。

けれど、UAの歌はそこで終わらずに「今私が見るのは、物語の新しい続き」と広がっていきます。危機的に見える状況の中で、人と人、自然と人、意識と身体とが調和した生き方をしたい!という気づき、めざめ、選びがひとりひとりの心の中で芽生えています。美しい道を歩むことを求める人同士がつながっていく動きもあちらこちらで加速しています。最後の一本の草までもが枯れた砂漠に種がまかれ、やがて青い水があふれだす・・。UAの歌うそんな豊かなイメージを夢見、心に描きつつ。

ライブを実現するプロセスそのものが、調和とよろこびのうちに進んでいくことを、ライブに来てくださるみなさんにもその「いい感じ」を味わっていただけることを、そしてこうした動きが継続していくことを心から願いつつ、このライブを企画した一同からのあいさつにかえさせていただきます。(最後に、この企画にこたえてくださったUAさん、ありがとう!)


八ヶ岳音楽倶楽部スタッフ一同




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(C) UA & 八ヶ岳音楽倶楽部 ( UAライブ in 八ヶ岳「白いうた」を実現させる会 )