糸あやつり+抱き人形のお芝居
田中翠がつくる人形が
宮澤賢治のキツネと人間の子のお話の中で、動き出す!
11/9(土) 10(日) 開演15時(人形の解説とお芝居で、およそ70分)
定員50名(要予約・先着順)
※着席は予約順や当日の先着順ではなく、足の悪い方や小さい方に配慮した席の誘導をさせていただきますので、ご協力をお願いします。
参加費(入館料を含む)=おとな(高校生以上)1500円、こども(中学生以下)500円
場所:二階教室(階段がとても急なこと、ご了承の上ご予約ください)
11/9(土) 10(日) 両日とも大入り満員で終了しました。
ご来場いただいた皆さま、ありがとうございました。
追加公演についても、定員に達しましたので予約申し込みを終了しました。
お話
雪がすっかり凍った朝。雪ぐつを履いて遊びに出た四郎とかん子が、狐をからかう歌を森に向かって叫ぶと、森からあらわれたのは狐の子紺三郎。「きびだんごはいかが?」と、もちかけてきます。月の凍った夜、狐小学校の幻燈会に招待されたふたりは、おみやげの餅を背負って森の奥へとでかけていきます。
上演について
人間の子は人形遣いによる糸あやつりで、狐の紺三郎は抱き人形で演じます。狐小学校の生徒に高根東小の子らが出演。音楽はゆめやえいこ&MITOによる生演奏、津金学校と融合した舞台美術、ごっちゃ絵描きによるスライドもお楽しみください!
江戸糸あやつり人形とは
日本の人形芝居は義太夫節などの「語り物」に付随して生まれ、関西では人形に直接触れて遣う「文楽」が、江戸では手板と人形を結ぶ15〜25本ほどの糸を介して遣う「糸あやつり」が発展しました。西洋では人形芝居は子供向けのものですが、文楽でも糸あやつりでも日本の人形には「息づかい」を表現する仕組みと技があり、きめ細やかな人情の機微を演じることができるのが特徴です。
キャスト
四郎:俵木三枝子
かん子:持留ヨハナ
子狐の紺三郎:福島まゆみ
小さな狐:MITO
狐小学校の生徒たち:横山弥生・優月・くるみ
黒衣:塩田永
スタッフ
人形&舞台美術:田中翠
道具:横山潤一(潤建築)、大塚謙一(なかや)
音楽:ゆめやえいこ、MITO、のなかかつみ
スライドの絵:塩田永(ごっちゃ絵描き)
照明:常光浩二
写真&宣伝美術:持留和也