「こころの灯」を持って、今年の1月4日にたった3人で出発したWALKが、今、山口県柳井市に来ています。ここは、新たに2基の原子力発電所の建設が予定されている上関に隣接しており、来る1月28日には市長選が行われます。
上関原子力発電所計画とは、国内最大級の原発2基(各137万kw)を瀬戸内海をのぞむ上関に建設しようとするものです。この計画が浮上したのは今から19年前。地元の根強い反対運動との綱引きの末、ここ数カ月で決着がつくのではないかと言われています。
この重要な時期に、原子力爆弾の残り火であり、去年、浜岡原発や各地の環境問題に苦しんでいる場所を歩き抜けてきた「こころの灯」を携えて歩いている3人が、柳井市に辿り着きました。彼らは、星野町を出発した後、1日60km平均のWALKを続け、21日に柳井市に着いたのです。投票日である28日には「こころの灯」を持って市内をパレードする予定です。
この先、日本で新たに原子力発電所が作られるかどうかに、この柳井市市長選は大きな影響をおよぼすでしょう。今、日本全国の目が柳井市に集まっています。
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