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                       “いのち”が危機に瀕している今、 
                       
                      国会前で“いのち”をまつろう! 
                       
                      
                      
  
                       
                      人が平気で人の“いのち”を奪ってしまう戦争。動物や植物の“いのち”をモノと しか扱わない食や医薬、その結果としての狂牛病騒ぎ。無数の“いのち”をないがし 
                      ろにし、子供たちにツケを負わせる環境破壊。あげくは富の象徴であったツインタ ワーを破壊され、原発、航空機というテクノロジーの象徴も相次いで事故する……。 
                      破壊と戦争に明け暮れた20世紀は、今なお続く。いや、これは終わりの始まりが、 いよいよ始まった合図なのかもしれない。大地の上に生かされ、つながる“いのち” 
                      に生かされていることを忘れ、人を、自然を、いのちをコントロールすることしか考 えなかったゆえなのか……。  
                      どんな理由があっても、人を傷つけたり、ましてや人の“いのち”を奪うことは許 されないと、親に教わり子に教えてきたはずです。「ぼくはせんそうがやりたくな 
                      い」という子供たちに、今の現実をどう教えればよいのでしょうか。 もう戦争はいやだ、二度と戦争はしない、と誓ったはずの日本人だったのに、再び 
                      戦争に参加することになってしまいました。経済のリアリティ、国際社会のリアリティ、グローバリゼーションのリアリティ。様々な現実に翻弄されながら、私たちはいつの間にか“いのち”のリアリティを、どこかに置き去りにしてしまったようです。 
                       
                       
                       
                    
                       
                        私たちのへその緒、「人間の根っこ」は、地球につながっています。私たちがどこ 
                          から来たのかを忘れなければ、希望の未来が見えてきます。 
                          (アマゾンのインディオ の言葉)  | 
                       
                     
                     
                      まず最初にあるべきリアリティは何か。自分の根っこがどこにあり、どこにつな がっているのかを見失っては、自分を取り巻く圧倒的な力の渦に飲み込まれるばかり 
                      です。大地の上に、“いのち”の上に立っているという現実からは、決して逃げることはできません。 (こうちあきお) 
                       
                     
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