お知らせ

2018年8月11日

9/22 くむんだー@小淵沢 申し込み(終了しました)

釘や金物を使わずに
木と木を木で組む!
それが日本の家づくり。

昔の大工さんが工夫してきた
「木組み」を遊びながら体験できます!

「くむんだー」とは、子どもたちが木のジャングルジムを組み上げる、木育イベントです。ヘルメットをかぶり、木槌をふるうのは、子供たち。みんなで協力して、柱に貫(ぬき)を通し、楔(くさび)を差して木槌(きづち)で打ち込み、電動工具や釘を使うことなく、手だけで、木組の構造を組み上げていきます。楽しく遊びながら、伝統的な職人技術である「木組み」を体験する。それが「くむんだー」の目的です。

9月22日(土) 北杜市小淵沢町の、生涯学習センターこぶちざわの軽運動場で、午後2時と午後3時半の2回、くむんだーを行います。

日時

9月22日(土) 午後1時と午後2時半の2回(午後12時半受付開始)

場所

北杜市小淵沢町の、生涯学習センターこぶちざわの軽運動場
住所: 北杜市小淵沢町7711
Tel: 0551-42-1495

参加費

子ども一人 500円

要予約

ご予約は下記フォームからお願いします。

お問い合わせ

主催=八ヶ岳らしい家づくりを考える会
8rashii@otsukimi.net

参加申し込み

2018年8月8日

くむんだー@アメリカヤ(満員御礼!)

釘や金物を使わずに
木と木を木で組む!
それが日本の家づくり。

昔の大工さんが工夫してきた
「木組み」を遊びながら体験できます!

「くむんだー」とは、子どもたちが木のジャングルジムを組み上げる、木育イベントです。ヘルメットをかぶり、木槌をふるうのは、子供たち。みんなで協力して、柱に貫(ぬき)を通し、楔(くさび)を差して木槌(きづち)で打ち込み、電動工具や釘を使うことなく、手だけで、木組の構造を組み上げていきます。楽しく遊びながら、伝統的な職人技術である「木組み」を体験する。それが「くむんだー」の目的です。

くむんだーを組み立てはじめる前に、世界各地の気候風土に合った「昔ながらの家づくり」のスライドうぃ見ます。トラックも工場もなかった頃、世界どこの人も、身近にある自然の材料を使って、手の技術だけで、住むところをつくっていたのです。じゃあ、日本では、何を使って、誰が、どんな風にして、家を建てていたのかな?? 山梨県の山の木を伐って、家づくりをする大工さんにつないでいる材木屋さんや、材木を使って家づくりをしている大工さんのお話も訊きましょう。

スライドのあとには「家守の木(作=ふぇいらん、絵=もりわきのぶこ)」という、山の木が主人公のお話を、ふしぎ絵本館 高野由美さんによんでいただきます!

韮崎の古くて新しい名所、眺望抜群なアメリカヤから、日が暮れて韮崎の夕景が夜景へと移ろって行くのを感じながら、お盆最後の日、花火前の時間を、ぜひお楽しみください。

日時

8月16日(木) 16時半〜18時半(16時受付開始)

場所

アメリカヤ5F コミュニティイベントスペース SCAPE
住所:407-0023 山梨県韮崎市中央町10-17
※駐車場は、韮崎駅前の韮崎市民交流センターNICORIまたはお近くのコインパーキングをご利用ください。

申し込みはこちら

アメリカヤは、1967年に韮崎中央商店街のシンボルとして新築され、長い間地域に愛され続けてきたビルです。ビルオーナーの死去とともにその長い歴史に幕を下ろした15年後。古き良き部分と新しき良き部分を兼ね備え、9つのテナントブースと広いコミュニティスペースで構成された複合施設として復活しました!
レトロでありながら、オシャレ。かっこよく、あたたたみのある、素敵な場所です

韮崎駅のホームから平和観音方面に、よく見えている、あのビルです。営業を再開してあたたかい光が灯っています

1Fはレトロ感いっぱいのカフェ 「食事と喫茶ボンシイク」

参加費

子ども一人あたり 500円
※子に同伴してくる親は無料です
※3人め以上の子どもは無料です
※大人だけ参加する場合は、500円申し受けます

定員

子ども15人
※定員に達し次第、閉め切りますので、ご予約はお早めに!
※ご予約は下記フォームからお願いします。

スケジュール

16:00〜受付

5FのSCAPEまでは、カフェの奥にある階段からあがります。エレベーターはないので、大汗かいて、歩け、歩け!です。

ようやく 5F SCAPEにたどりつくと・・ちょっとしたおやつが、待っている?! 3方の大きな窓から韮崎の眺望をお楽しみください!

16:30〜プレイベント

世界中の身近な自然素材を手の技術で組み上げる家づくりについて、山の木と一本一本向き合いながら木を組んで家をつくってきた日本の建築文化について、スライドや地域で活躍する職人さんのお話で紹介。

17:30〜18:30 くむんだー

4畳半サイズの木のジャングルジムを組み上げます。要領をつかんでくると、子供達だけで声をかけあって、どんどん組めるようになります。組み上がってひとしきり遊んだら、組み上げたのと逆の手順で、ほぐしていきます。古い民家もこのようにして、解体して材を再利用したり、別の場所に移転したりしていたことを実感してもらえればと思います。

(終了後) 20:00〜 韮崎花火大会

釜無川河川敷では、峡北エリア最大の花火大会がおこなわれます。くむんだーの後、出店でなにか食べて、花火見物に繰り出すのも楽しいですね。武田氏の霊を慰めるための花火なのだそうですよ。

お問い合わせ

主催=八ヶ岳らしい家づくりを考える会
8rashii@otsukimi.net

参加申し込み

参加申込者多数により、締め切りました。ありがとうございました。

2018年8月4日

「家守の木」のこと

8/16に韮崎で行う、くむんだー@アメリカヤでは、実際にくむんだーをする前に、プレイベントとして、スライドや絵本シアターを行う時間をとります。絵本シアターをしてくださるのは、ふしぎ絵本館の高野由美子さん。京都の北、桂川の源流にある「京北の森」の茅葺きの家に住んでいるふぇいらんさんが、イラストレーターのもりわきのぶこさんと一緒につくった「森の杉野おはなしー家守(やもり)の木」という絵本を読んでくださいます。その本の紹介をします!

「くむんだー」イベントでは、木と木を組んでジャングルジムを造りますが、もともと、トラックや工場のない時代の家づくりとは、身近な、自然の恵みを使って、手の技術で、するものでした。日本は森林の国。その恵みである木を使って、丸太で、あるいは製材をして、大工さんが家を組み上げて来たのです。

もともと、山の木と、人々の暮らしはもっと身近なものだったのが、最近では、木の家をつくることが少なくなり、山に人が入る事も少なくなりました。では、山の木は、そんな今を、どう思っているのでしょうか?・

・・この絵本は、そんな、木から山や人間たちを見る、という視点でのお話。山の木の恵みをいただいて家づくりをしていた、山と人との関係を思いだすきっかけになれば。と、くむんだー山梨のイベントで読むことにしました。

昔々「孫の代で、家を建ててほしい」という願いをこめて、人々は山に木を植えました。ぐんぐん延びて「立派な柱や梁になるぞ!」という気持ちで育ってきた「小杉」がこのお話の主人公です。

ところが、もう家の材になってもいいくらい大きくなったというのに、人々は山に木があることを忘れてしまったかのよう。「どうして人は、山に来なくなったの?:「小杉」は、その訳を知りたくて、ずんずん、ずんずん、根っこをのばして、森の奥深くに生えている「おおぬしの木」に会いに行くのです。

さて、700年もの歳月を、山の奧で過ごして来た「おおぬしの木」は、小杉にどんなことをお話するのでしょうか??

京北の森のいちばん奥、片波という場所には、1300年以上も前、人々が平安京をつくった時代からいる「おおぬしの木」が立って、今でも大きな枝を広げています。

ふぇいらんさんは、この大きな杉の木の近くの、森のふもとで、茅葺きの家に住んでいて、このお話をつくりました。

2018年8月3日

くむんだー山梨の2018年の予定

「八ヶ岳らしい家づくりを考える会」では、地域の山の木を生かし、地域の職人たちといっしょにする家づくりを、親子に広く知ってもらおうと、木組みのジャングルジム「くむんだー」を山梨各地で行います。

まだ自前の「くむんだー」セットがないので、くむんだー協会の岐阜の仲間にセットを借りて、行います。その運搬費、借上料などについて、パルシステム山梨の市民活動助成金に援助をしていただいています。

8/16(木)16時〜 韮崎 アメリカヤ

韮崎駅から見える、昭和の時代に立ったビルをかっこよくリノベした、みんな大好きな「アメリカヤ」さんで、韮崎花火の日の夕方にします。お盆最後の日の夕方に、親子でどうぞ!
詳しくはこちら→くむんだーアメリカヤのページへ

8/22(水)9時〜 富士河口湖 町民体育館

パルシステムで福島の子供たちを招いて行う夏休みの保養キャンプで、参加者と山梨の子供達とがいっしょに「くむんだー」をします。(こちらは非公開のイベントです。)

9/22(土)14時〜 生涯学習センターこぶちざわ 軽運動場

小淵沢小学校のお隣、図書館のある生涯学驟センターこぶちざわで、いよいよ「八ヶ岳らしい家づくりを考える会」の本拠地、北杜で開催します。
詳細が決まりしたい、おしらせします。

10/6(土)13時半〜 長坂Community Cafe たんぽぽ食堂

消費者が顔の見える生産者と連携することで、地域に安全安心ないのちある食材を提供する生活クラブ山梨峡北エリアで運営するたんぽぽ食堂での「くむんだー」 です。
詳細が決まりしたい、おしらせします。

くむんだーとは?

「くむんだー」は、国産材で出来た柱や横材を組んで楽しむ木育玩具です。日本の伝統的な木造建築のように、柱と横材とを組み合わせて、カンカン!コンコン!とクサビを打ち込むと、ジャングルジムが出来上がっていきます。ジャングルジムで遊ぶというより、組み立てる過程、解く(ほどく)過程を子どもたちに経験させることを目的としています。

日本の伝統木造建築は、木に木を差し込んで、木のパーツでとめつける「木組み」でできています。

木組みをするために、大工さんは、鋸やノミを使って、木に「でっぱり」を造ったり、穴をあけたりします。これを「仕口」といい、大工さんの作業場で、一本一本の木の性質を見ながら(これを「適材適所」といいます)、手加工(「これを手刻み」といいます)でします。つまり、木組みは、釘や金物を使わず、木と木を木でとめつける大きなパズルのようなものなのです。

くむんだーでは、日本の伝統木造建築のように、柱に空けた穴に、貫(ぬき)と呼ばれる横材を差し込み、クサビを打ち込んで固定していきます。「木組み」で電動工具や釘は使わないので、子どもでも大工さんと同じ方法で、安全に楽しく作業ができます。いくつも木を組み合わせて大きくしていくと、全体はとても丈夫になります。

大工さんみたいに木と木を組み上げ、木槌でくさびを固定する作業をしている子供達。かっこいいですね!

子どもたちが協力し工夫し合うことで、様々な形、大きさのジャングルジムをつくることが可能です。は出来上がったジャングルジムで遊ぶというより、他の子たちと協力しながら組み立てる過程、解く(ほどく)過程を経験することで共同作業の楽しさを知り、伝統木造建築に親しんでもらうことが「くむんだー」の目的です。