[ お知らせ ]

2018年8月3日

くむんだー山梨の2018年の予定

「八ヶ岳らしい家づくりを考える会」では、地域の山の木を生かし、地域の職人たちといっしょにする家づくりを、親子に広く知ってもらおうと、木組みのジャングルジム「くむんだー」を山梨各地で行います。

まだ自前の「くむんだー」セットがないので、くむんだー協会の岐阜の仲間にセットを借りて、行います。その運搬費、借上料などについて、パルシステム山梨の市民活動助成金に援助をしていただいています。

8/16(木)16時〜 韮崎 アメリカヤ

韮崎駅から見える、昭和の時代に立ったビルをかっこよくリノベした、みんな大好きな「アメリカヤ」さんで、韮崎花火の日の夕方にします。お盆最後の日の夕方に、親子でどうぞ!
詳しくはこちら→くむんだーアメリカヤのページへ

8/22(水)9時〜 富士河口湖 町民体育館

パルシステムで福島の子供たちを招いて行う夏休みの保養キャンプで、参加者と山梨の子供達とがいっしょに「くむんだー」をします。(こちらは非公開のイベントです。)

9/22(土)14時〜 生涯学習センターこぶちざわ 軽運動場

小淵沢小学校のお隣、図書館のある生涯学驟センターこぶちざわで、いよいよ「八ヶ岳らしい家づくりを考える会」の本拠地、北杜で開催します。
詳細が決まりしたい、おしらせします。

10/6(土)13時半〜 長坂Community Cafe たんぽぽ食堂

消費者が顔の見える生産者と連携することで、地域に安全安心ないのちある食材を提供する生活クラブ山梨峡北エリアで運営するたんぽぽ食堂での「くむんだー」 です。
詳細が決まりしたい、おしらせします。

くむんだーとは?

「くむんだー」は、国産材で出来た柱や横材を組んで楽しむ木育玩具です。日本の伝統的な木造建築のように、柱と横材とを組み合わせて、カンカン!コンコン!とクサビを打ち込むと、ジャングルジムが出来上がっていきます。ジャングルジムで遊ぶというより、組み立てる過程、解く(ほどく)過程を子どもたちに経験させることを目的としています。

日本の伝統木造建築は、木に木を差し込んで、木のパーツでとめつける「木組み」でできています。

木組みをするために、大工さんは、鋸やノミを使って、木に「でっぱり」を造ったり、穴をあけたりします。これを「仕口」といい、大工さんの作業場で、一本一本の木の性質を見ながら(これを「適材適所」といいます)、手加工(「これを手刻み」といいます)でします。つまり、木組みは、釘や金物を使わず、木と木を木でとめつける大きなパズルのようなものなのです。

くむんだーでは、日本の伝統木造建築のように、柱に空けた穴に、貫(ぬき)と呼ばれる横材を差し込み、クサビを打ち込んで固定していきます。「木組み」で電動工具や釘は使わないので、子どもでも大工さんと同じ方法で、安全に楽しく作業ができます。いくつも木を組み合わせて大きくしていくと、全体はとても丈夫になります。

大工さんみたいに木と木を組み上げ、木槌でくさびを固定する作業をしている子供達。かっこいいですね!

子どもたちが協力し工夫し合うことで、様々な形、大きさのジャングルジムをつくることが可能です。は出来上がったジャングルジムで遊ぶというより、他の子たちと協力しながら組み立てる過程、解く(ほどく)過程を経験することで共同作業の楽しさを知り、伝統木造建築に親しんでもらうことが「くむんだー」の目的です。