朝5時から本堂での勤行に、メンバーも多くが参加する。
こちらの千手観音像は重要文化財に指定されているが、幾多の苦難に遭って損傷し修復されたもので、実におだやかな顔をされていた。

赤穂は山口ハル氏の地元なので、知己の人たちも多い。昼も、彼の同級生のおいしいナポリピザのお店で、ピザや地元の魚介類をたっぷりとごちそうになった。夕食も地元のご信者さんたちが腕をふるって作って下さり、いよいよ、これらの方たちのお心で日々を生かされ、歩まされているのだという思いを強くする。こちたのお寺の尼僧さん藤本恵祐さんの祈りの深さに皆もうたれて、祈りが深くなっている。

このお寺は実は事地8月23日に、ハルが広島の灯を分灯に来た縁のある所で、お堂に同じ型のランプが2つおさめられていた。また、セイクレット・ランや、日本山妙法寺のWALKでも逗留先になっているそうである。

朝の勤行にて唱和された一句。皆もともに唱えた。

「宇宙の無限の力が凝り凝って
　まことの大和の御世に生り成った」

*だいわ=大調和の意
（島田啓介）