朝、ボブさんの声と風の音で目覚める。今日は歩くのは、かなりHARDになりそうだと思った。サークルを組むまで、少し迷いがあったけど、なぜかサークルでハルさんが朝からのWalkerを聞いたとき、思いっきりやる気になっていた。
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あやちゃんのリード |
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レインボーフラッグを持つのは、今回の広島からのWalkで初めてだった。歩き出して、やっぱりパイプと後ろに歩くみんなが気になる。私の中の不安は、私の中の心配は、全てみんなに伝わっていた。でも途中でみんなの言葉ではない、大きなやさしさというか、あったかさを感じて、涙が出た。
午前中、その後、ボブさんが話してくれたインディアンの女性戦士の話を思い出した。女だから弱いとか、男の後ろをついていかなければとか、そんな考えが私の中にあった。でもこれからの21世紀、本当にそんな甘いこと言ってられない。体も心も強くなり、もっとガンガン前に出ていっていいと思った。そんな命をかけた女戦士、私は本当の意味で、心から苦しみや痛み悲しみを味わったことがないから、想像してもあまり実感できない。でも歩いていて、今日は私の中にある男性的なエネルギーが感じられた。足は動きを止められない。もう平和に向かって歩き始めているのだ。
一歩一歩が前に進んでいくうちに、確実に平和な世の中に近づいていると思うと、どんどん進みたくなる。途中で三枝子さんが「Ayaのうたをうたえばいい」って言ってくれて、歩いていることが本当にうたっていた。私のうた。
「風のうたう、うたをきこう」 DaDaのうたのように、今日は風がうたっていた。海から吹く風は、私に自然の大きさと厳しさをうたってくれた。ずっと海沿いの道は、大きな大きなMother
Earthを感じた。生まれる前、生命の最初に生まれたところ、海はお母さんだった。いつも包んでくれて、抱きしめてくれる。鳥をたくさん見た。鳥がうたって祝福してくれていた。大きなGiftをたくさんもらって、これからは私が、私たち人間が返してゆかなければならない。もうこれ以上、地球を泣かせてはいけない。生きていること、歩かせてもらえること、全てに感謝します。ありがとう、ありがとう、ありがとう。
内なる平和に向かって歩いていこう。そして全ての人のココロに、ココロの火を灯そう。明日からまた私の役割を見出して、みんなの輪の中で生きさせてもらえたら……学びの中で。
Walk in Beauty. Steps Towerd Inner Peace.
(Aya)