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12/31 20世紀最後の祈り
1/1 21世紀夜明けの祈り
東京から広島へ。1日20-25キロの行程を歩いているWALKの「巡礼日誌」です。
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東彼杵港→諌早眼鏡橋
母なる大地と父なる空に感謝します。私達が美の中を歩けることに。今日の朝も美しい太陽が昇り、美しい光が大地を照らしてくれた。暑くて頭がクラクラするほどのいい天気。歩道のアップダウンがとてもすごく、とても疲れてしまった。今日は30kmを歩きながら鈴田峠を越えました。右足のアキレス腱を壊してしまった自分は、その足をかばってしまった事によって、両足の裏にはたくさんのまめができてしまいました。
とても車の多い所を歩いていても、私の心の中には全て母なる大地からつくられたものだと。車も電気もただ形を変えているだけ。グレートスピリットはどこにもいるんです。そして私達の心の中にも。信吾という私の兄が運ぶ聖なるパイプについて私は歩く。いくら兄が傷ついていてもパイプのスピリットによって歩きます。
昨日初めてレインボーフラッグを持たせていただいて、改めてレインボーフラッグの持つ意味を知りました。先頭を歩く私、私の後について歩くウォーカー。責任感を強く感じつつ、祈りを捧げること。一歩一歩大地の上にそっと足を下ろし、祈る私達。美の中を歩き、自ら美になること。
私達がいくら傷ついても、大地がある限り太陽が昇り、風は遠い国からの知らせを届けてくれる。私が学校を離れてから約3年間。15歳の私には自由を知ることで成長し、全てを許し、全てを愛し、癒す。それだから今生きている。
今は18歳。今まで傷ついて悔やんだけれども、そんな事しても何も変わらないことを知り、次の世代の内の一人として大地をいやしていきたい。
私と同世代の人は学校に行っている人が多いけれども、どの人もとても美しいし、ただ感じることは生きていこうよ、という一言です。私は空に行った人の分まで生き続ける。手をつないで歩くことは難しいけれど、同じ美の中を歩くことはできる。悲しみにおちても悔やまないで。
さあ、愛に満ちた心を持って、おだやかな一歩を踏み出そうよ。
All Life is Sacred. Walk in Beauty.
(兵庫県出身 吉田衣里)
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